東大入試・入学

 私は,いわゆる中高一貫の有名私立女子校といわれるところの出身だ.周りはだいたい富裕層で頭もいい.

 しかし,その周囲の人間の頭がいいと思っていたのは高校までだ.東大にはわけわかんないほど頭がいい人間が存在する.東大というのはすごいところだ.今にしてみれば高校時代の同期のほどんどは確かに世間一般から見れば賢いのだが,そこまで崇めるものでもないようだ.

 なんだかんだで東大に入った.受験期のことはあんまり覚えていない.5年も前のことだ.楽しくなかったことしか覚えていない.酒も飲まずによくあんなに単調な生活が送れたものだ.

 入試というのは簡単だ.聞かれたことに素直に答えるだけだ.勉強方法とか書いてイキるのは好きじゃないから書かない.あとちゃんと願書を提出するのが肝心だ.これを忘れてしまうと1年間のアディショナルタイムが発生する.なんだかんだあって東大の入試はクリアしたのだ.これで私も東大生である.

 ちなみに当時の合格発表は本郷キャンパスの張り出しがなかったから,インターネットで見るという形式だった.最近図書館かなんかの工事が終わって張り出しが復活したらしいが,インターネットでいいじゃないか.あのせいで人が大学にいっぱいくるのが邪魔なのだ.正確には近所のご飯屋と生協が混むのが嫌なのだ.張り出すのもお金がかかるんだ.税金なめるなちなみに私は扶養家族なので,税金(直接税)は納めていない

 とりあえず私は東大の入試に合格して東大生になる権利を得て,入学手続きをきちんとした.馬鹿みたいに書類を書いたのは覚えている.謎のお金とかいくらか取られたが,騒いでも仕方ない(仕方あることもあるらしい,これについては今度書くかも;詳しくは最寄りの東大生に体育会費云々について聞いて欲しい)し,何より当時はよくわからなかった.

 次は入学手続きの直後にあるテント列という,むさくるしい男たちが群がる文化(テントって下ネタなのかな)についてと,オリ合宿(謎の旅行)とかについて書くと思う.